第一ビルでは、ポンプ車や配管ルートの制約によりコンクリート打設が困難と判断し、すべてのRC躯体工事を無収縮モルタルの圧入にて実施しました。既存図面との相違も見られましたが、調査・実測を迅速に行い、設計との連携を密に取ることで完工に至りました。鉄骨部材の搬入においては、搬入経路の狭さを考慮し、分割方法を再検討することで安全性を確保しました。
第二ビルでは、SRF工法で柱補強を進める中で躯体欠損が判明し、断面補修を実施。工程への影響を抑えるため、元請けと調整を重ねました。鉄骨ブレース補強においても、第一ビル同様に現地対応を柔軟に行い、無事に完工しました。
株式会社キーマン 東京支社
令和7年1月20日～令和7年8月1日
【第一ビル】第一期工事
新設壁×5構面、増打ち壁×1構面、開口閉塞×1構面
SRF工法壁補強×1構面、新設鉄骨小梁×2箇所
【第二ビル】第二期工事
開口閉塞×1構面、SRF工法 柱補強×5箇所、
新設鉄骨小梁×7箇所、新設鉄骨ブレース×1構面、新設鉄骨水平ブレース×1構面
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